フコイダンの抗ガン作用

フコダインフコイダンには多くの活性作用があることが分かっていますが、ガン抑制効果があるともいわれ、大学でも研究されています。研究結果として分かっていることのひとつは、アポトーシス誘導作用があげられます。アポトーシス作用とは細胞が自然死する現象のことです。細胞は本来一定期間を経過すると老化して自滅しますが、ガン細胞はなんらかの理由で自滅せず増殖し続けます。フコイダンのアポトーシス誘導作用は、ガン細胞だけを自滅させるという大きな特徴があります

つぎに免疫力の向上。フコイダンは腸の粘膜を刺激し免疫力を高めると期待されています。フコイダンがナチュラルキラー細胞やマイクロイファージの働きを活性化させると言われていますが、フコイダンに含まれる多糖体が菌類の細胞壁と似ているため、病原菌と勘違いし、免疫細胞が活性化するのではと考えられています。

そして、新生血管抑制作用薬剤耐性抑制効果。ガン細胞は自ら新しい血管を作り、そこから栄養分を吸収し増殖していきますが、新生血管を抑制することでガン細胞が増殖できないようにします。それとガン細胞が薬剤に対して耐性を持つことを抑制する働きがあります。これらの働きによってフコイダンは抗ガン作用があり、食品なので抗ガン剤と一緒に摂ることも問題なく、むしろ抗ガン剤の副作用を抑えることも報告されています。

優れた食品フコイダン

フコイダンのこれまでに知られている機能について、抗ガン作用抗アレルギー作用美肌作用胃不快感改善作用、など、あげればすばらしい作用ばかりで優れた食品です。

フコイダンて聞いたことがない方も多いかと思いますが、コンブやワカメ、モズクなどの海藻のヌメリ成分で1913年にスウェーデンのキリン教授が発見しました。もともとは海藻を採っている労働者の手が綺麗なことから海藻に何か秘密があるのでは?というところからヌメリが新しい成分であると発見されました。しかし発見されてからしばらくは大きな発見はありませんでした。1980年以降から研究発表が増えてきて今ではさまざまな効果が発見されています。

モズク海藻類に含まれているフコイダンですが、海苔には含まれていません。フコイダンを含んだ海藻はモズク、ヒジキ、コンブなどの褐色の海藻です。モズクに一番多く含まれています。ワカメにはメカブに多く含まれています。フコイダンは熱に強いため味噌汁に入れたり、天ぷらにして食べても大丈夫です。また、酢の物として食べると酢の効果で食物繊維がやわらかくなり吸収しやすくなります。フコイダンの摂取目安量は1日1g~3g程度が良いと言われていますが、一番多く含まれているモズクでも1gのフコイダンを摂るのに約1kgも食べなくてはいけないのでサプリメントと併用することもおすすめです。フコイダンのサプリメントにもいろいろな種類がありますので、購入の前に調べてから購入されることをおすすめします。